何かを取り返そうにも暮れていくし過ぎていくしそういう形しかなかった
生活の音が賑やかになっていく、ことだけわかる
苦しいがギチギチに詰め込まれた箱の中で人間のふりをする、人間は労働をする、人間は食べて運動をする、
トレッドミルの傾斜は10°、6/km、バーを掴んで早歩き、目を閉じる、足だけ動かす、真っ直ぐ動かす、40分間、運動、瞑想、労働
生存はただ足を動かすだけの作業、最短距離で最速で動くために最も必要なものをただただ毎日気が遠くなるまで死ぬまで続けるだけ
今年の秋も暖かかったけど着ていない服が山のようにある、仕事以外を頭に入れることができないまま玄関に積み上がった段ボールの山をみている
平日に生きていた記憶がないまま、街が賑やかになる。
人間が失っていたものを取り返そうと躍起に外に出ている、まるで春だ。雪が溶けた日、境目がわからないままに春は来る。人がいるので春なのかと思う。まるでそう言うものの繰り返しだ。
どこかに出かけようと言われたので、いつでもどこにも出かけられるように試供品やコンタクトやメイクを詰め込んでるポーチをポイッと車に詰め込んで海に出かけたのは選挙の前の日だった。
海のそばに住んでいる人の人生を考える。
男は「それでもずっと見てたら飽きるんだろうな」と言う。なるほど。飽きるんだろうか、飽きるんだろうな、日の向きが変わるわけでもない。何十年も同じ土地で生きる人のことを考える。そんなの出来るんだろうか。するしかないんだろうな。
海は賑やかで人を撮っている人もいた。やってみるかと思い、男の事もたくさん撮って見たが人間と飯はなんかうまく撮れている気がしない。海なのに賑やかだった。海はもっと人がいなくていいのに、何かを取り返そうとしている。
私もそうだ
海のそばに住んでいる人の人生は手に入らないだろう
でかいクレーンがたくさんあってよかった
生まれ変わったら小さい頃からちゃんと土木を学ぼうと思う、道路をつくってみたかった、橋とか、トンネルとか。自分の作ったものが人間が死んだ後もある程度は残って、自然に浸食されていく美しい景色を想像できるのはいいな、だから作りたかったなと思う、今更、今更
人間が多過ぎてつらいということを久々に思い出した、もともと人が多いところは嫌いだけど、何かをしないといけない気がする、今は働いていないのに、ずっと働かないといけないことを思い出す
タバコに火をつける。喫煙者が減ったのは、ただタバコの火を眺めているだけの5分間が無駄だからなんだろう、と思う。健康なんて建前だ、ろくに運動して、健康的な食事をしていない人間どもがいう詭弁だ、本当に健康が好きなら毎日そんなアホみたいな食事をしない、人のカートの中身、肉肉米米炭水化物炭水化物、炭水化物の方がよほど不健康だと言う宗教に俺は入っている
選挙に行ったのは投票会場になってる学校を見たかったからで、当たり前のように俺の1票は勝利しない、まあそう言うものなので別に良い、一番面白い気狂いに投票するので。
知らない土地で生きたごっこみたいな旅が好き。知らん土地の知らんスーパーで果物とおやつと惣菜を買ってビジホで食べてひたすら散歩をするだけのやつ。
また1日死んだ、また1日死ぬので、絶対の他人が喧しく、私でない人生を謳歌している。あなたの買ってよかったものは何?朝ご飯は何を食べましたか?最近楽しかったことはなんですか?キャリアアンカーについてお教えください。誰に看取られて死にたいですか?家族を作ろうと考えたきっかけをお教えください、当ポジションに応募した理由をお教えください、ファンデ何使ってる?
今楽しい?明日は楽しい?
私が働いているときに、あなたが本当の愛を見つけられて嬉しい
窓から子供達が見えるとびっくりする、休みだと感じる
平日の朝は早すぎてすれ違わない、夜は遅すぎてすれ違わない。
そう言う人が別の暮らしをしていることが全然リアルじゃない、周りにないから。
私は、きっかり1時には寝て、きっかり6時30分に目が覚める。夢の話をすることがない。しごとにいく、だからおきる、上の人の朝は早い、階段を駆け下りる音がする。すべて忘れる。朝ごはんに無脂肪乳のカフェラテ飲んで、薄い、と思う。そして、きがえながら1日のタスクを考える。今日は何も起きませんように。
「どこもかしこも持っていないと立ち入れないようだ」
私は持っていない、あなたにはなれない、わたしのものでない、すべてのすれ違う暮らしは
でかけた。散髪。人が多かった。私はやりたいことが減ったのに。
やらなきゃいけないことはたくさん、仕事、家事、ティッシュ買って帰る、郵便だす、そだいごみ、次の休みに出したい、段ボールたたむの木曜日、水曜日だっけ、コップを磨く、おふろをみがく、仕事、朝当番の日は5時起き、定時15時らしいよウケる、運動、ジムいく、筋トレする、口にしたものはカロリー書いて、450カロリー消費。消費と支出が消費が常に500は上回るように。朝の薬飲む、夜、ぽぽぽぽぽぽぽ7錠、
喫茶店みたいな透き通った氷じゃないアイスコーヒーはまずい
何を手に入れようとしているか教えて欲しい、タスクの先に何があるのか教えて欲しい。私は、目標に到達するための努力はできるし継続できる。
でも、なんでそれをしてたのかわからなくて苦しい
しなくてはならなかっただけ。
何が欲しいんだ、何が欲しくて見ている。喜ぶことを減らしていったら、どんどんなくなっていった。ご飯は食べちゃダメだし、仕事のために平日の時間は運動以外ダメだった、休みはコロナだから出かけちゃダメだし、会えないなら会いたい人を減らせばよかった。腹が減るなら減ったことに慣れればいい。手に入らないなら望まなければ良い。
だからいまも
それでも、求めてはいない、普通の変化を、
絶対に運動をして、絶対に仕事をする、しなくてはならない。
お前は頑張っていない、「昼ごはん食べる余裕あるのすごいね笑」
死にはしないよ
夢には色がある、私は
夢で並んで買って、食べられなかったロールケーキは金色と茶色のマロンケーキだった
商店街はクリスマスで、派手な色をしていた
今のクリスマスはもっとおちついた暖色をしている気がする
古いクリスマスだった、赤と、緑の
私が働いているときに、あなたが本当の愛を見つけられて嬉しい
私が苦しんでいるときに、あなたが子供の手を握っていたら嬉しい
私がタスクを一つこなすたびに、あなたが一つ夢を叶えられたなら嬉しい
そういうものだから、過ぎ去るすべてが
私とは無関係に、私が生きているせいで殺した人がたくさんいるように、私が苦しんでいるときに生まれてくる子供たちを心の底から祝福したい
関わりたくなんてなかった、すべて
全てが滅んでも、巨大な煙突から白煙は流れ続ける
10月1日、緊急事態宣言が解除された。左記に伴い、弊社では出張および対面会議が人数の制約付きで許可されることとなった。他にも色々と、車通勤の容認は終了。一部部署でのリモートワーク推奨なども終了した。
とはいえ、私は、「一度もリモートをいつでもでき」「むしろ推奨されて然るべきはず職務内容」「同部署のほとんどの人間が一部の機会の際にリモートを実施した」と言うそれなりにホワイトな環境であるが、同僚の退職、持っているPJの内容が365日稼働業務であることなどが重なり、タイミング的に一度もリモートを行わなかった人間の数少ない一人である
「あとは下るだけ」それから。
まあまあさて、おめでとうございます。経済。素敵な資本主義。食えよ欲しがれ回せよ働けよ。あなた方がそう望むように、私たちがそう望みます。
...しかし休みに何をしたらいいかわからない。
この2年、「やりたいこと、みたいこと、もの」を制限し「いつか」を考えないために予定をひたすらに入れず、ひたすらに歩いて運動するだけの休みをしていたせい。
回って、同じところを、RTA
最適解をさがすだけで、わたしより、全体が最も尊い
かたむいてるのがあなた、ならんでないのが誰か
だってもうとにかく、わからないようです。酷く最悪な夢を見ても「人の夢の話っていちばんつまんないよね笑」人との話でつまらない以外あるのか?
生産性、時間効率の最も良い種は間違いなく人間じゃない
花はつい撮ってしまう
花、みどり、
10月のある日、少し車を走らせて、工場を見にいった。
人が見たくない、ひとがいない、ここでない建物が見たい
ヒトが滅んでも巨大な工場はこの世のどこにもあって、とまることなく動き続け、夜になれば自動的に明かりが灯り、大きな煙突から白煙がながれつづける、いつか電気も消えるまで。
いつかっていつだ。
とにかくこんな日々が、あと40年も続くことにうんざりしている
ただただ、なんにも、すべてに
とにかく